志太消防本部では、平成29年2月27日(月)『医療法人社団 綾和会 駿河西病院』において
病院関係者と消防が連携し、消防訓練を実施しました。
病院の 「深夜2時に病院棟食堂及び談話室コンセント付近から出火。3階フロアには患者
が50名いる。」との想定で、病院従業員が119番通報、初期消火を行い、訓練開始。
火災通報装置による119番通報・・・・・・・・・ 消火器による初期消火
延焼拡大により初期消火は失敗し、夜間の病院職員が少ない時間帯に自力避難困難な
患者を、シーツや車椅子にて3階から1階まで避難を実施し、1階救護所で救急隊及び
病院職員にてトリアージを実施しました。今回の訓練では、より実災害を想定した内容
で、消防・病院職員が情報共有しながら連携し、迅速かつ効果的な消防活動を展開する
ことが出来ました。
シーツを用いた搬送・・・・・・・・・・・ 車椅子を用いた搬送出火階から救護所までの搬送
一次避難所の様子・・・・・・・・・ 救護所でのトリアージの様子
また、訓練終了後には、「病院・消防相互防災研修会」、「病院職員における建物内
の防火安全点検」、「消防職員による特別査察」を実施し、再度防火意識の向上に努め
ました。
病院職員より消防側への研修会・・・・・ 消防側から病院職員への研修会
火災が発生した際、自力避難が困難である患者の多数収容が見込まれる病院での消防
訓練を継続して実施し、利用者の安全、安心の確保を図っていきます。
消防隊による検索活動・・・・・・・ 取り残された2名の救助及び搬送