志太消防本部では、平成28年2月22日(月)、JR藤枝駅南にオープンする「ホテルオーレ藤枝」において、消防、警察、医療機関及び静岡県消防防災航空隊が参加し、大規模消防訓練を実施しました。ホテルの「5階客室から出火し、多数の傷病者が発生、逃げ遅れている。」との想定でホテル従業員が119番通報、避難誘導を行い訓練開始。警察車両が道路警戒を実施し、当消防本部指揮隊、高度救助隊、救急隊、梯子隊など50名、藤枝市立総合病院DMAT6名が参加し、逃げ遅れや負傷者の救出救助とトリアージ活動を実施しました。また、静岡県消防防災航空隊(オレンジアロー)は、ホテル14階屋上に取り残された要救助者3名を吊り上げにより救助しました。今回の訓練では、消防、警察、医療機関、航空隊が情報共有しながら連携し、迅速かつ効果的な消火・救助活動を展開することができました。
ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、多くの宿泊客が見込まれるホテルでの消防訓練を継続して実施し、利用者の安全、安心の確保を図っていきます。
ホテル職員による避難救護活動
高度救助隊による救出活動
静岡県航空隊(オレンジアロー)による上空偵察及び救出活動
救急隊によるトリアージ
藤枝市立総合病院DMATによる現場治療
静岡県航空隊により要救助者を藤枝市立総合病院へ搬送