総説

志太広域事務組合は、藤枝市、焼津市、旧大井川町、旧岡部町が、快適で住みやすい地域づくりのための事業を共同で行うことを目的として設立された一部事務組合(詳細はこのページの「一部事務組合って何?」の箇所をご覧ください。)です。静岡県のほぼ中央に広がる志太平野に位置する二市は、歴史的にも文化的にも深いつながりを持ってきました。現在も、産業や観光、物流などの様々な分野で密接に結びついています。

この二市が連携をとりながら各種事業を推進することは、事業の効率的な運営を図るうえで、大きな効果があります。昭和47年6月に「志太二市二町環境整備組合」として設立し、当初は、ごみ処理施設等の環境施設整備が中心でしたが、昭和63年9月、「志太広域事務組合」に名称変更し、平成2年4月から静岡県中部看護専門学校の運営開始、平成25年3月31日には、焼津市・藤枝市の消防救急が一つになり、志太消防本部が発足しました。またソフト事業としては、地域の広域振興事業等さまざまな事業も積極的に展開しています。

21世紀における、広域行政の推進役として、当組合はますます重要な役割を担っています。今後も志太地区のさらなる発展のため、積極的に努力していきます。

関係市及び管理者

藤枝市と焼津市の地図に施設名が記された画像

管理者

焼津市長 中野 弘道 (令和7年4月1日〜) 

組織・事業の紹介

環境施設整備事業

ごみやし尿の処理施設は快適な暮らしに欠かせません。しかし、その建設や運営には莫大な費用が必要です。共同施設の建設は、一自治体の負担を軽減するだけでなく、高度な環境対策を配慮した処理設備の導入も可能にします。
 組合では二市の収集業務との連携を図り、ごみの再資源化、減量化を図るとともに、可燃ごみについては高柳、一色両清掃工場で、不燃ごみについてはリサイクルセンターで安定的に完全かつ衛生的に処理しています。
 一方、し尿処理については藤枝及び大井川環境管理センターの2施設において処理されています。特に周辺地域の環境との調和を図るとともに、環境対策、公害対策に配慮した施設となっています。

斎場の運営事業

火葬から葬祭まで一貫して執行でき、人生終えんの場として広く住民に利用される斎場を運営しています。

看護専門学校の運営事業

地域医療における看護の充実を目指して、校訓「優しい手、温かい心、科学の目」の理念のもとで、人間性豊かな看護師を養成しています。

志太消防本部の運営事業

焼津市・藤枝市の「安全・安心」を守るため、「安全・迅速・確実」を基本に、常に規律正しい職務を遂行しています。

志太広域事務組合 行政組織図

組織図は下記ファイルをご覧ください

一部事務組合って何?

一部事務組合とは?市町村間の事務の共同処理や施設の共同設置・管理を行うために、現在、最も多く活用されているのが、一部事務組合です。(地方自治法第284条〜第293条の2)市町村等を普通地方公共団体というのに対し、市町村同様、固有の議会、執行機関及び財産を持ち、また条例及び規則の制定権も有するので特別地方公共団体ともいいます。一部事務組合では主に、ごみ・し尿処理、病院、火葬場、消防などの事務が共同処理されており、また、広域市町村圏にかかる振興整備計画の作成と計画に基づく事業の実施を行う組合もあります。

周辺マップ (詳しい地図は下記リンクをご覧ください)

周辺マップ

住所

〒421-1121 静岡県藤枝市岡部町岡部6番地の1(藤枝市岡部支所2階)

問合せ先

電話 054-637-9500(代表)/ファクス 054-667-0770